パスポート(旅券)は、日本政府が発行してくれるもので、あなたは日本国民ですよと証明する旅券のことです。ビザ(査証)というのは、入国する政府(国)が発行してくれるもので、あなたの入国を許可しますよっていう承諾の査証のことを言います。なので、パスポート(旅券)は、どっか海外に入国しようとしたら、日本人ですという国籍や唯一の身分証明書となるので大事に保管しておこう。旅券(パスポート)を破いたり汚したりすると、外務大臣に対してお詫び書(顛末書)みたいなものを自筆で書かされるので注意しよう。ちなみに昔、私は旅券の一部を切り取って海外でメモ代わりにしたこがあって、後に顛末書みたいなお詫び書を外務大臣宛に書かされたことがあって、少しだけ「チッ」って思ったことがあるが、その後に新しいのに替えてくれたのでヨシとしよう。
パスポートには有効期間が10年(右側の赤い表紙)のICパスポート(取得手数料は16,000円)と5年(左側の紺色の表紙)のICパスポート(取得手数料は11,000円)の2種類があり、申請する日に20歳以上の人は、10年か5年のパスポートを選択できる。20歳未満の人は、強制的に5年期限のものとなる。
ICパスポートでは、本人の顔をカメラで撮影しICチップの中に保存しているので、イミグレ(入国管理)を通る際に入国審査管が本人の顔とICチップの画像とをチェックする為に自分をチラチラ見るからといって、照れたりウインクとかを返さないようにしよう。
パスポートの申請に必要な書類について簡単に案内をしときます。(書類の詳細については、リンクを参考にして下さい)
※初めてパスポートを申請する人は、以下の書類が必要になるので参考にしてほしい。
1 一般旅券発給申請書 … 1通
2 戸籍抄本または戸籍謄本 … 1通
3 写真 … 1枚 (申請場所の近くに必ずスピード写真屋があるので忘れても大丈夫なことが多い)
4 本人確認のための書類 … 1点または2点
(1)1点で良い書類(一部省略)
運転免許証、船員手帳、写真付き住基カードなど
(2)2点必要な書類((1)の書類がない場合)…AとBの各1点、又はAから2点を提示。
A:健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要)等
B:次の内写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等
5 住民基本台帳ネットワークシステムに参加していない国立市に住民登録している方、住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない方及び居所申請する方は、住民票(1通)が必要。
パスポートの申請は、住民登録している「都道府県の旅券窓口」で行ないます。
申請者が配偶者、二親等以内の親族、その代理人に依頼して申請書を提出する場合でも、申請書に申請者本人が記入しなければならない事項があり、本人記入の上、パスポート申請に必要な書類とともに各都道府県の旅券申請窓口に提出して申請を行う必要がある。
代理人についても、本人確認書類が必要なので、必ず持参しよう。
代理人による提出が認められない場合もあるので、事前に各都道府県旅券窓口に相談した方がいいかもしれない。また、代理人による申請書提出を行った際、都道府県旅券申請窓口において、申請者本人による確認を求められる場合もあるので、申請者本人が窓口に行くようにする方が良い。
※要は、本人が申請に行き、本人が受け取りに行けば全く問題無い。
申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者(父母又はそのいずれか一方)又は後見人が必ず署名する。
親権者又は後見人が遠隔地に在住し、申請書に署名ができない場合には、親権者本人又は後見人の署名のある同意書を提出する必要がある。
その他親権者又は後見人の署名を得ることができない事情がある場合には、都道府県旅券事務所に相談しよう。
観光目的で30日以内に第3国へ出国する航空券を持っていれば、ノービザで入国できる。30日以上滞在予定、または観光以外の目的で入国する場合は、日本あるいは周辺国のタイ大使館、領事館でビザを取得しておく。ノービザで入国する場合でも、ビザを取得する場合でも、パスポートの残存期間は6ヶ月以上必要なので、足りない人はパスポートの更新をしておこう。ビザの申請書は大使館に用意してあるが、大使館のホームページからもプリントアウトできる。