ゴーゴーバーとは、お店の中にはステージがあり、その上で水着姿(店によってコスプレやノーブラ・ノー○○)の女の子がダンスをしている所で、お客はコーラやビール(シンハ・ハイネケン)を飲みながら可愛い女の子のダンスを眺めることが出来るという、男性であれば素晴らしいと思う場所のことである。しかもコーラ代の300円ぐらいでずぅ〜っと眺めていることも出来る。日本でこれをやろうと思うと軽く8,000円は飛ぶだろう。
かくいう俺も、初めて店に入った時は、目の前で踊る可愛い水着の女の子に視線を奪われながらも、ドキドキとする胸の高揚感とこの場所に居ても平気なのかという何とも言えない緊張感がごちゃまぜとなりながらも、平然を装っている自分を客観的に見て、この場所が海外なんだということを痛切に感じたものだ。しかしながら、2回目の来店からは緊張感などほとんど無くなり、コーラをおごりまくってセクキャバ状態にして遊ぶことを覚えたのは言うまでもない。
ゴーゴーに行ったことの無い人の為に、システムを紹介するが、勇気をふりしぼり、思い切って店内に入ってしまえば、後は流れに身を任せればよいシステムになっている。店に入ると、水着でないラフな服を着たウェイトレスのお姉ちゃんが、すぐに店内の空いてる席に案内してくれる。そこで飲み物のオーダーを聞かれるので、ビールかコーラ(1杯100〜150バーツぐらい)を注文しよう。飲み物が来る間に、軽く周りを見渡してみよう。日本人もたくさんいるに違いないので、少し安心できるハズだ。周囲を見渡しているとすぐに飲み物が来るので、そこで喉を潤して軽く一息ついたら、水着で踊っているダンサーの女の子に視線を移し、気に入った子を探さそう。あなたが優しそうなお金持ちの旅行者と判断されると、近くにいるウェイトレスや順番を待っているダンサーあたりから、「コーラ!」(飲み物おごってくれの意)の連呼や、「チップ」(くれ)の連呼があるかもしれない。その女の子と仲良くなりたいのなら、飲み物を1杯ぐらいおごっても良いかもしれないが、その友達を連れてきたり、またその友達の友達や最終的にはママまで出てきて、まるでねずみ講のように飲み物をおごらされるケースも少なくないが、はっきりと「ノー!」と断れば良いだけなので、海外では意志表示はしっかりとしよう。初心者は、気に入った子1人だけに飲み物をおごればよい。あいまいな態度や返事で自分がどうでもいいと思っている子に飲み物をおごってしまい、そのどうでもいい子が隣に座ってしまったことにより、可愛い子を呼んでもこっちに来てくれないで困っている旅行者がたくさんいる。そうならないように、飲み物をおごる子は自分の気に入った子だけにしよう。
ダンサーとウェイトレスが居て、基本的に店外に連れ出せるのは、水着のダンサーのみである。(店によってはウェイトレスも店外連れ出しOKの場合がある)ステージ上のダンサーの女の子は、一定時間で交代になるので、今踊っている子の中では気に入った子がいなくても、次のダンサーの女の子の交替の際には、気に入る子が来る場合もあるのでしばらく粘ってみるのもいいだろう。気に入った子がいたら、その子にじーっと熱視線を送ってみよう。その子が気づいてこちらを見たら、その子に向かって軽く「ニコッ」っと笑顔を送ってみよう!その子も「ニコッ」っと笑顔を返してくれたら、ダンスタイムが終わったら自分の席に寄って来てくれるので、飲み物をおごるなどして隣に座らせて少し話をしてみよう!「ニコッ」と笑顔を送るのが苦手な人や、熱視線を送っても気づいてくれない場合などには、近くにいるウェイトレスに、気に入ったダンサーの番号を告げて、こっちに来てもらうように頼むと良い。春休みやGWなどの旅行者が多いシーズンだと客が多くて、運が悪いと先約の客がいてこっち呼べないNGの場合もあるので覚えておこう。その場合には、ウェイトレスが「あの子はダメなので他の子を選んでくれ」と教えてくれるので心配はいらない。上手く気に入った子を自分の隣に座らせたら、あとはフィーリングなどを勘案し、ペイバー(店外連れ出しのことで、ほとんどの店が600バーツ)するかを決めよう!ペイバーしないで、飲み物をおごったからといって、いつまでもダンサーの子を隣の席に座らせておくことは出来ないが、ペイバー代さえ払ってしまえば、その子と店内でも店外でもイチャイチャすることが出来る。要はペイバーしてしまえば、その子をしばらく自由に出来るっていうシステムなのだ。自由に出来る時間には、[ショート]と[ロング]と「オールナイト」があって、ショートは早ければ30分ぐらいから2時間ぐらいまでを目安にしよう。ロングはショートより少し長めで、人によってまちまちなのだが、夜中の3時ぐらいまでの場合もあれば、朝7時までとかもあるので一概には言えない。オールナイトはその名の通り、朝までであるが、朝方早くに帰ってしまうことも多々ある。俺のオススメは、[ショート]である。ショートでフィーリングを確かめてみて、その後、ロングやオールナイトに変更するのも全然アリだからである。よく最初から、[ロング]や[オールナイト]で持ち帰ってホテルの部屋の前で怒鳴っている日本人をよく見かける。彼女らも朝早くに帰らなくてはいけない事情があったり、オールナイトとは言ったものの、ウズウズして夜中に帰ってディスコに出かけたりする子も多くいる。もめるのが嫌だったら、ショートにしておこう!ショートの相場は、1500〜2000バーツほどだ。ロングで2500〜3000バーツぐらいだ。これとかけ離れた金額を言われたら、ぼったくられていると思ってよい。見事、事を成し遂げたのであれば、100〜500バーツぐらいのチップをあげよう。金額の幅は気持ちの問題だ。良かったと思えば多くあげて、ダメだと思えば少なくてもよい。大体、ゴーゴーバーの近くに休憩が出来るホテルがあるが、自分のホテルに持ち帰った場合には、JF(ジョイナーフィー)という、連れ込み料が取られる場合があるので注意しよう。ほとんどのホテルで持ち帰った子のIDカードをチェックされるか、帰るまで預かっておかれるので、何か問題があった時にはホテルの警備員に相談しよう。おかまちゃんと知らないで自分のホテルに持ち帰ったところ、後から「あんたはオカマちゃん好きなのか?」って聞かれたケースもある。本人にとっては笑えない話だが、バンコクではよくある話だ。
ゴーゴーバーの場所だが、@ナナプラザ(スクンビット)Aパッポン(シーロム・スリウォン)Bソイ・カウボーイ(スクンビット)と大きく場所で分けて3つある。初心者にオススメなのは、@ナナプラザの「Rainbow1」と「Rainbow2」のお店である。次におすすめなのは、Aパッポンの「KING'S CASTLE 1」と「KING'S CASTLE 2」である。Bソイ・カウボーイでおすすめなのは、「BACCARA」であり、2階には透明なスケルトン床があり、その床でノー○○のスカート姿の女の子が踊っているのを1階から眺められるという、スカートめくりを通り越した絶景サービスが、コーラかビール1杯のドリンクを頼んだだけで楽しめるシステムになっており、連日、外人(ファラン)にも日本人にも大盛況である。ソイ・カウボーイで次におすすめなのは、「Shark」であるが、こちらも日本人に人気である。
@ナナプラザ … タクシーで「スクンビット!ナナプラザ!」と言えば通じる。BTS「ナナ駅」を降りてソイ4(ソイ・ナナ)を左に曲がったところの左手のNANA HOTELの目の前にある。
Aパッポン … タクシーで「シーロム!パッポン!」と言えば通じる。BTS「サラデーン駅」で降りて100メートルほど
Bソイ・カウボーイ … タクシーで「スクンビット!ソイ・カウボーイ!」と言えば通じる。BTS「アソーク駅」を降りてB出口を出てアソーク交差点を渡って左に曲がって少し進んだとこの右手にある。